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α700の“色”

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α700の画質、とりわけ“色”について今回は書いてみようと思います。α7Dの色作りについて当時の開発担当者の語った言葉が非常に印象に残っています。

「自然でありながら印象的な絵、そして質感描写が高く被写体の素材が持つ雰囲気、透明感などを損なわない、それでいて派手であるべきところは派手で強い印象を与えるような。頭の中に残っている質感と色を再現すること・・・」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/10/02/194.html

7Dの色合いは、まさにこの言葉通りの素晴らしいものでした。さすがはコニカの技術者が参画しただけあると納得させられるものでした。今の最新モデルと比較したとしても7Dの色の良さについては十分評価に値するものだと思っています。「色の良さ」なんて随分と抽象的な表現で、何をもって色が良いという評価をするのか、という問題もあります。7Dで言う色の良さは測色的に正確というわけではなく、(恐らくそれほど正確な色再現とは言えないでしょう)むしろ個性的で印象的な色再現という意味で良い色だと思っています。

α700の色合いはα7Dとどう変わっているのか、それが私自身α700の中で最も興味のある部分でした。まだ十分に使い込んでいないのですが、印象としてはだいぶ変わっていると思います。もっとも、ソニーに引き継がれた段階で色味の方向性は若干変わっているように思います。α100の時にもそのような印象を受けました

印象として端的に言ってしまうと、かなりあっさりとした色になりました。7Dの印象的な色再現を目指す方向性とは違い、より正確な色再現を目指す方向になっているように思います。

これらの話はデフォ設定という前提で言っていることであり、本体の設定次第(α700の場合はクリエイティブスタイル)で大きく変わります。ですから、デフォルト設定だけで、そのカメラの画作りについて評価出来ないことも確かです。

しかしやはりデフォルトの色味というのは重要です。実際、ユーザーのほとんどはデフォルト設定(α700では“スタンダード”)で撮っているのではないかと思うからです。果たしてどれほどの割合のユーザーが、積極的に本体の画質パラメーターを調整して撮影しているか、これは甚だ疑問です。しかし最近のカメラがより複雑なパラメーター項目を備えるようになっていることを考えると、意外と支持されているのでしょうか。

私の予想では、ほとんどのユーザーはせいぜいデフォ設定と鮮やか目の「ビビッド(メーカーによっては“鮮やか”とか色々)」を切り替えるぐらいしかしていないのではないかと。よし「風景」だ!よし「ポートレート」だ!よし夕日だから「サンセット」だな!よしこれは「雅」の出番だな!、といちいち設定を切り替えているユーザーはそれほどいないように思います。色味やトーンを積極的に調整したいと思うなら、RAWで撮影して後から調整したほうが何かと良いと思っています。もちろんRAWで撮影できないコンパクト機や、初代GRDのようにあってもなかなか実用的に厳しい場合は別ですが・・・。

何だかごちゃごちゃしてきましたので一旦終わります。最近どうにも文章がまとまらずに困っています。(笑)

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α700

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ソニーα700を購入しました。一時はαと決別しキヤノンへの移行計画も進めていたのですが、ここ数ヶ月はαに残留する方向で日々検討を重ねておりました(笑) 大体新しいカメラを買うときはえいやっ!と勢いまかせ、たがが外れた状態で購入することが多いのです。要するに衝動買いです。今回は珍しくかなり迷っての購入になりました。

というわけで、これからしばらくはα700の話題が中心になると思いますが、どうかお付き合い下さい。 これからα700を購入しようとしている人に参考になるように、良い部分だけでなく悪い部分もバンバン書いていきます。よって、購入を迷っているあなたの背中を押すこともあれば、引き留めてしまうこともあるかと思います。(笑)

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