ついに登場したα900

最近、写真関係の趣味はすっかり開店休業状態で、α700もまだ撮影枚数がなかなか伸びないような状態です。ここ数年はいつもこんな状態で、2,3ヶ月のめり込んでは、また半年ぐらい休んで・・・みたいなサイクルを繰り返しています。まぁ趣味はそんなもんです。(笑)

そんな中でも、気になっていたソニーのフラッグシップ機、α900の動向。さすがにそろそろ出ないとヤバいよなぁと思っていましたら、ようやく発表されました。

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これはホンキ出して作ったなという印象です。中途半端なものは出せないという開発チームの気合いがビシビシと伝わって来ます。そりゃそうです、何せ最高級機を示す“9”を与えられたモデルですから。

考えてみれば“9”が与えられたモデルは、α9以来の登場です。α9の発売日は1998年12月とのことですから、何と10年ぶりの最高級機登場なのです。αはソニーにもらわれて本当に良かったな、と目頭が熱くなる思いです。(笑)

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70-300mm F4.5-5.6 G SSM

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高級レンズは明るくなくてはならない、誰がそんなこと決めたんだ!

そんな思いがあったかどうかは分かりませんが、ソニーの新しいGレンズ 70-300mm F4.5-5.6 G SSM は今までにない位置づけのレンズだと思います。

解放F値だけを見ると完全に廉価版望遠ズームです。それなのにGレンズ、さらにSSM搭載。これまでのGシリーズには存在はしない、いや存在し得なかったレンズです。

Gレンズは比類無き光学性能を備えているレンズ群であり、35mmF1.4Gや85mmF1.4Gなど他社ユーザーもうらやむ銘レンズがラインナップされています。レンズの性能は様々な角度から計ることが出来ますが、Gレンズの場合はボケ味も非常に重要視されていることが特徴的です。αブランドのアイデンティティとも言えるシリーズであり、だからこそSONYになってもしっかりと引き継がれています。

そんなGシリーズだけに、こんなに解放F値の暗いレンズで大丈夫なのか!Gレンズの名を汚すのではないか!?という声もあるように思います。

しかしちょっと考えてみると、このレンズは今の時代に見事にマッチしたレンズであることに気付かされます。昨今のデジタル一眼レフの進化は凄まじく、高感度での低ノイズ特性、さらに高性能な手ぶれ補正が当たり前になっています。そうなってくると、必ずしもレンズが明るくなくても、実用上問題がなくなります。

室内だから明るいレンズ持って行かないとな、やっぱり50mmF1.4かな、なんてのはもう過去の話。室内でも解放F値4.5~5.6程度のズームが使える時代です。もちろんフラッシュなし。手ぶれ補正で多少のスローシャッターでも手ぶれは抑えられるし、動体ブレが怖いならISO800、いや場合によっては1600に上げてしまえば良い。

でもやっぱり所詮暗いレンズは描写性能もそれなり、まぁ仕方ないよね、と。そこで登場したのが今回の70-300mm F4.5-5.6 G SSM なワケです。

解放F値は暗いけど描写性能はGレンズなんだよ!と。ソニーの見事なマーケティングには驚かされます。さらに価格がこれまた買う気を興させてくれる絶妙な設定。

あとは実際の性能次第。Gレンズにふさわしいとは思えない、なんて評価が定まったらこのレンズは終わりでしょう。

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α700の“色”

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α700の画質、とりわけ“色”について今回は書いてみようと思います。α7Dの色作りについて当時の開発担当者の語った言葉が非常に印象に残っています。

「自然でありながら印象的な絵、そして質感描写が高く被写体の素材が持つ雰囲気、透明感などを損なわない、それでいて派手であるべきところは派手で強い印象を与えるような。頭の中に残っている質感と色を再現すること・・・」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/10/02/194.html

7Dの色合いは、まさにこの言葉通りの素晴らしいものでした。さすがはコニカの技術者が参画しただけあると納得させられるものでした。今の最新モデルと比較したとしても7Dの色の良さについては十分評価に値するものだと思っています。「色の良さ」なんて随分と抽象的な表現で、何をもって色が良いという評価をするのか、という問題もあります。7Dで言う色の良さは測色的に正確というわけではなく、(恐らくそれほど正確な色再現とは言えないでしょう)むしろ個性的で印象的な色再現という意味で良い色だと思っています。

α700の色合いはα7Dとどう変わっているのか、それが私自身α700の中で最も興味のある部分でした。まだ十分に使い込んでいないのですが、印象としてはだいぶ変わっていると思います。もっとも、ソニーに引き継がれた段階で色味の方向性は若干変わっているように思います。α100の時にもそのような印象を受けました

印象として端的に言ってしまうと、かなりあっさりとした色になりました。7Dの印象的な色再現を目指す方向性とは違い、より正確な色再現を目指す方向になっているように思います。

これらの話はデフォ設定という前提で言っていることであり、本体の設定次第(α700の場合はクリエイティブスタイル)で大きく変わります。ですから、デフォルト設定だけで、そのカメラの画作りについて評価出来ないことも確かです。

しかしやはりデフォルトの色味というのは重要です。実際、ユーザーのほとんどはデフォルト設定(α700では“スタンダード”)で撮っているのではないかと思うからです。果たしてどれほどの割合のユーザーが、積極的に本体の画質パラメーターを調整して撮影しているか、これは甚だ疑問です。しかし最近のカメラがより複雑なパラメーター項目を備えるようになっていることを考えると、意外と支持されているのでしょうか。

私の予想では、ほとんどのユーザーはせいぜいデフォ設定と鮮やか目の「ビビッド(メーカーによっては“鮮やか”とか色々)」を切り替えるぐらいしかしていないのではないかと。よし「風景」だ!よし「ポートレート」だ!よし夕日だから「サンセット」だな!よしこれは「雅」の出番だな!、といちいち設定を切り替えているユーザーはそれほどいないように思います。色味やトーンを積極的に調整したいと思うなら、RAWで撮影して後から調整したほうが何かと良いと思っています。もちろんRAWで撮影できないコンパクト機や、初代GRDのようにあってもなかなか実用的に厳しい場合は別ですが・・・。

何だかごちゃごちゃしてきましたので一旦終わります。最近どうにも文章がまとまらずに困っています。(笑)

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α350のライブビュー機能 -その完成度の高さ-

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▲α350の可動式液晶パネル。早く触ってみたいものです!

今回はSONY αになってからの“色”について書いてみようと思っていたのですが、急遽変更。この度発表されたα350について書かずにはいられません。

α350の最大の目玉はαとしては初のライブビュー機能です。それにしても、良さそうですね、このライブビュー。何が良いかは今更書くまでもないですが・・・

1)位相差AFが普通に使える。

これが一番ですね。これが出来なければライブビューは搭載しない、という考えだったのでしょう。α700にライブビューが搭載されなかったのは残念でしたが、これだけ完成度の高い仕組みを開発していたのですから納得です。オリンパスのE-330でも、フルタイムライブビュー(Aモード)として同様な位相差AFを実現していました。なぜE-330以降に搭載されていないかは分かりません。私の使っているE-410でもライブビュー機能はありますが、AFの使い勝手の悪さが耐えられずほとんど使っていません。α350のライブビューだったら結構活用することになるだろうな、と思います。

2)液晶が可動式

可動範囲は狭いですが、動くと動かないでは大違い。これがα350のライブビュー機能の実用度をぐっと高めてくれるはずです。しかしこの可動式液晶はまだまだ改善の余地が残されている部分と言えるでしょう。

とりあえずのライブビュー機能をα700で搭載することは出来たのだと思います。確か開発者のインタビュー記事でもそのように述べていました。しかし“あえて”搭載しなかった。それはコンパクトデジカメで当たり前に出来ることが、一眼レフでも当たり前に出来なくてはならない。すなわち光学ファインダーと同等なことがライブビューで出来なくてどうするんだ、という思いがあったのではないでしょうか。

このライブビュー機能は、ペンタミラーの一部が動いてライブビュー専用CCDに像を送る仕組みになっています。そこで素朴な疑問として生じるのは、ペンタプリズムだとどうなるのだろう、という点です。当然、α700後継機へのライブビュー機能搭載は間違いないでしょう。ペンタプリズムそのものがライブビュー時にはゴロンと動いてしまうのでしょうか。(笑)きっとSONYのことですから、そこら辺は抜かりなくきっちり開発していることと思います。早くもα700の後継機に非常に期待が膨らみます。

かなり持ち上げてしまいましたが、α350は非常に魅力的なカメラだと思います。価格も手ごろですし、これは人気が出る予感。私も普通に欲しいです。連射性能など基本性能の部分では物足りない部分もありますが、それらを差し引いてもなお余りある魅力があります。

数年前までは、「はぁ?一眼レフで液晶見て撮影なんて出来ませんって!コンデジとは違うんですよっ!これだから素人は困る!」なんて言っちゃってる人をたまに見かけましたが、時代は変わります。(私も言っていました・苦笑)昨日の非常識は、今日の常識なのです。いやはや・・・。

ライブビューでふと思い出したことがあります。かつてミノルタにDiMAGE Z1というカメラがありました。このカメラのライブビュー機構はすごいものでした。詳しくはこちら参照。液晶パネルそのものがカメラ内部でバタンと跳ね上がるという何とも豪快な仕組みでした。このZ1、実は私も所有していましたが、時々ライブビューモードへの切り替えがうまくいかないこともあり、機構的には完成度が高いとは言えないものでした。案の定、後継機ではあっさりと廃止・・・。でもこういう完成度の高いとは言えない、ギミック的な機能をざっくりと搭載してしまうミノルタが好きでした。(笑)ちなみにこのDiMAGE Z1は、E-410購入時にカメラのキタムラに5,000円でもらわれていきました。

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SONY αに思う

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SONY αがいよいよ本格的に始動し始めました。今回のPMAで待望のライブビューを搭載したα300、α350の発売を発表。そしてフルサイズCMOS搭載のフラッグシップモデルの年内投入を発表。今回のPMAで最も賑やかなのはSONYのブースかもしれません。

最近はE-410かGR DIGITALのエントリーばかり書いているものの、それでも一応私のメインはαシステムですから、やはりSONYの動向は一番気になります。

今回の発表を見て改めて思うことは、αはSONYが引き継いでくれてホントに良かったのだな、と。コニカミノルタ時代ではこんな力強い発表は出来なかったでしょう。これはもう誰もが認めざるを得ないところです。

近いうちに完成するであろうラインナップを改めて並べてみます。

▼入門機
α-200(国内近日発表?)

▼普及機
α-300,α-350

▼中級機
α-700

▼高級機
α-900

ボディのラインナップとしてはとりあえず完成すると言って良いのではないでしょうか。あとはレンズですが、こちらも順調に増やしているようです。

私もα-7DIGITALはそろそろ替え時なのかなと感じ始めています。そんなワケでもう何度も店頭でα-700を手にしているのですが、まだ理性が吹っ飛ばないのです。7Dの液晶がQV-10の液晶に見えてくるほど、圧倒的な美しさを誇る高精細液晶、7Dが入門機に思えてくるほど高性能な(と、言うよりやっとまともになった)AF。恐らく買い換えればもう7Dなんて使わなくなるんだろうな、と思う。

しかし、ポチッとカートに入れてしまうだけの、あと一歩いや半歩、何かが足りないのです。お金が足りないと言ってしまえばそれまでなのですが・・・。(笑)

何はともあれ、αのニュースをたくさん目にするようになったことは、ミノルタ時代のα最盛期からコニカミノルタになってからの暗黒時代を知る一αユーザーとしてうれしいことです。

次回予告
「αの“色”-伝統は引き継がれているのか-」
*予告なく内容が変わる場合もあります。

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GRDIIへの期待

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■α-7 コダクロームダイナEX100

前回のエントリーでGR DIGITAL IIに手ぶれ補正機能が搭載されなかったことについて、ちょっと残念だなぁという感想を書いたところ大変参考になるご意見を頂きました。ありがとうございました。ないよりはあったほうが良いということでぜひ搭載して欲しかったという意見には変わりありません。しかしカメラのコンセプト上、手ぶれ補正なんぞ軟派な機能は搭載しないぞ!というリコーの意志であるとしたら、それはそれでかっこいいですし納得せざるを得ません。

先日のエントリーに貼付けた2枚の写真。いずれも同日に新潟市の古町(ふるまち)で撮影したもの。ぽっかり時間が空いてしまったのでGRDを右手に持ち、フラフラと彷徨いながら撮影していました。そんな中、私の前を歩いている“ちょいワルおやじ”風のおじさまが時々立ち止まって空を見上げてみたり、あちこちに目をやって何かを探しているような歩き方。普通だったらあやしい、と思うところですが、直感で同じにおいを感じ、手元を見ると何とそこにあったのはGRD!思わず駆け寄って声を掛けそうになりました。

新潟在住でGRDで撮影されたスナップ写真をアップされているブロガーの方を何人か(一方的に)知っているので、その夜それらのブログを巡回してみましたが、それらしき写真は見あたらず・・・。「それ、私です」という方いらっしゃいましたらコメント欄よりご一報下さい。(笑)

それにしてもGRDIIで一番の目玉はやはりデジタル水準器でしょう。ったくリコーさんったら新機能が渋すぎ!そして通好み!人間の水平感覚って結構いい加減です。体内水準器でバッチリ水平を取ったつもりでも、大体傾いているものです。だからと言って水準器をアクセサリシューに取り付けて・・・とかは面倒くさい。そんな悩みをアシストしてくれる素晴らしい機能だと思います。個人的には一番興味のある機能だったりします。歪みの少ないレンズの性能を最大限に引き出すための機能と言えるでしょう。

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GR DIGITAL生産終了

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■GR DIGITAL

GR DIGITALが生産を完了したそうですね。そうなると当然後継機種は?というところが興味の対象になってきます。ネットを探ってみると、今のところ後継機種に関して有力な情報はなさそうです。

GR DIGITALは本当にこれまでにない画期的なカメラでした。ファームアップによりここまで改善、機能追加されていくカメラというのは前代未聞です。有言実行のリコーには本当に拍手を送りたいです。ファームアップはネットでプログラムを公開してはい終わり、というものではなく実際には相当なパワー、そしてお金の掛かることだと思います。

個人的には、これまでのファームアップによってGR DIGITALに関して不満はほとんど解消されています。操作性は文句の付けようがありません。完成度高すぎです。欲しいものと言えば手ぶれ補正ぐらいでしょうか。描写に関して言えば、もうこれは満点でしょう。レンズの良さによるリアリティーは、どんな高性能エンジン、どんなノイズリダクション、どんな優秀なAWBがあっても追いつけません。それを改めて知らしめてくれた、それもGR DIGITALの功績だと思います。

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■GR DIGITAL

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■GR DIGITAL

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2ヶ月ぶり

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E-410で引っ張ると書きながらまた2ヶ月も空いてしまいました・・・。と言うのもここしばらくはアップ出来るような写真も撮れていなければ、カメラに関してのウンチクを語れるほどカメラもいじってない。そんなワケでこんなことになってしまっています。

E-410、いつもクルマに標準ズームだけ装着して積んでいます。積んでいるというより、転がっていると言ったほうが良いか・・・。(文字通り急ブレーキで転がることも!?)とりあえずいつでも手近に一眼レフがあるという安心感があります。

操作性の面でE-410はいわゆる入門機の操作性に留まっているというところが一番残念なところです。例えば露出補正にしても、ダイレクトにダイヤルを回して補正できない。ボタンを押しながらダイヤルを回す必要がありカスタマイズ機能でも改善できない。GR DIGITALのほうがずっとずっと露出補正しやすいのです。

やはり入門機は所詮入門機。これがE-410を使っていて度々感じることです。描写性能に大きな不満はありませんが、やはり一眼レフは描写性能は当然のことながら、操作性も非常に重要であることを実感させられます。

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Vividはかなり鮮やか

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E-410の色調設定にはデフォルト設定のNatural、鮮やか目のVivid、彩度低めのFlatの3種類があります。前回のエントリー、そして今回のエントリーの写真もすべてVividです。ご覧の通りなかなかの高彩度です。これ以上彩度が高いとちょっと使いにくいなぁと感じるギリギリのところで止めているところがさすがです。NaturalとVividの彩度差は結構大きいように感じています。

多少気になるのはAWBの不安定さ。大きく外してしまうという不安定さではなく、同条件下で撮影した場合のバラつきが大きいのです。ちょっと過敏に反応しずきるのでしょうか?アングルを変えただけでコロッと変わってしまうようでは、使いづらいものがあります。よってプリセットWBを多用することになります。

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オリンパス E-410導入

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ぼちぼち更新を再開しようかと思いきや、結局2ヶ月経ってしまいました。色々とバタバタとしてまして・・・。まぁそのバタバタはまだしばらく続くのですが。

さて、そんな中で6月末に新しいカメラを導入しました。そいつがオリンパスE-410。と、いうわけで、これからしばらくE-410ネタで引っ張っていこうかと思います。

なぜ今回E-410なんて縁もゆかりもないようなカメラを買ったかと言いますと、実は7月の上旬に某カナダという国へ旅に行っておりまして、その旅行用に買ったワケです。導入した最大の要因は何と言ってもデジタル一眼レフとしては現状では「最小最軽量ボディ」ということ。とにかくその一点だけで購入を決めたと言っても間違いありません。

本当に小さくて軽いです。カナダではカメラバッグではなく普通のショルダーバッグに突っ込んで移動していましたが、カメラの重さを感じることが全然ない!α-7D持ってこなくて良かったとホントに思いました。デジタル一眼レフを持っているという感覚よりも、DiMAGE A200のような(少々古い機種ですが・笑)ハイエンドコンパクト機を持っている時の感覚に近いです。それでいて一眼レフですから、コンパクト機とはレスポンスが全然違うわけで、やっぱり小さい一眼レフっていいなぁ、、と思った次第です。

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